パティシエ歴15年
製菓学校講師に学ぶ
「通いたくても通えない」方のための
オンライン専門スイーツスクール
『Saki.+』 中嶋咲絵です
2019年9月開業を目指し、
独立準備中です!!
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近頃すっかり気温も下がり
テレビでは紅葉の特集が組まれ、
秋真っただ中ですね
そんな寒くなる冬に向かって
おいしくなる果物・・・
それは・・・
りんごです!
しかしこのリンゴ、
フレッシュの状態で
お菓子にするには
「色が変わっちゃうからちょっと・・・」
と使いたいけど・・・断念
なんてことありませんか?
今日は
実際私が現場でもやっていた、
リンゴをきれいな色のまま
キープさせる方法
をお伝えします!
そもそもリンゴは
なぜ変色するのでしょうか
それは、リンゴに含まれる
ポリフェノールが空気に触れることで
酵素酸化が働き変色してしまうのです!
でもお店で売られている
ケーキやタルトのリンゴって
変色せずきれいな色で
ショーケースに並んでいますよね
ケーキやタルトのリンゴって
変色せずきれいな色で
ショーケースに並んでいますよね
ではパティシエはリンゴに
何をしているのでしょうか?
それは・・・
「切り口を空気に触れさせない」です!
大きく2つに分けて説明します。
①シロップにつける
一般的によく耳にする、
・塩水につける
・レモン果汁をつける
・レモン果汁をつける
などで対策されている方が
多いかと思います。
しかし、それでは
リンゴの味が
変わっちゃいますよね・・・
リンゴの味が
変わっちゃいますよね・・・
そんな時プロは
シロップで断面を
コーティングします!
シロップで断面を
コーティングします!
水3:砂糖2を火にかけて
冷まします。
(ガムシロを水で薄めても!)
冷まします。
(ガムシロを水で薄めても!)
3%程度のレモン果汁
を足すとです。
を足すとです。
私は現場では
ビタミンC(L‐アスコルビン酸)
を使っていました!
ビタミンC(L‐アスコルビン酸)
を使っていました!
一般に言う
酸化防止剤ですね。
酸化防止剤ですね。
そこにカットしたリンゴを
2~3分程度浸してから使うと、
2~3分程度浸してから使うと、
砂糖がリンゴの表面を
コーティングしてくれます。
② ナパージュを塗る
お店のケーキって
ツヤがあってキラキラ
していませんか?
ツヤがあってキラキラ
していませんか?
その正体は
「ナパージュ」です!
「ナパージュ」です!
簡単に言うと
フルーツの艶出しです。
フルーツの艶出しです。
これをりんごの表面に塗ると、
シロップでのコーティングに加え
シロップでのコーティングに加え
さらにマスキングしてくれるので
断面が空気に触れなくなります
断面が空気に触れなくなります
たったこれだけで
リンゴの変色を防ぐことが
できちゃうんです
リンゴの変色を防ぐことが
できちゃうんです
しかもナパージュを使うことで
より本格的な仕上がりになります。
製菓材料店で手に入りますよ。
より本格的な仕上がりになります。
製菓材料店で手に入りますよ。
ナパージュが塗ってあるか
いないかで、だいぶ変わりますよね!
左・・・ナパージュあり
右・・・ナパージュなし
このナパージュ、
実は用途がたくさんあります!
これについてはまた後日・・・
実は用途がたくさんあります!
これについてはまた後日・・・
是非試してみてくださいね
ありがとうございました!
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