パティシエ歴15年
製菓学校講師に学ぶ
「通いたくても通えない」方のための
オンライン専門スイーツスクール
『Saki.+』 中嶋咲絵です
製菓学校講師に学ぶ
「通いたくても通えない」方のための
オンライン専門スイーツスクール
『Saki.+』 中嶋咲絵です
今日は、
「スポンジ生地」の焼き上がりの見極め方
についてのポイントをお教えします!
「スポンジ生地」の焼き上がりの見極め方
についてのポイントをお教えします!
今からお伝えする方法は
現場で実際にやってきた方法で、
専門学校でも教えています。
現場で実際にやってきた方法で、
専門学校でも教えています。
皆さんは普段、
どのような状態になったら焼き上がりと
判断していますか?
どのような状態になったら焼き上がりと
判断していますか?
レシピ通りの時間と温度で焼いたらOK
竹ぐしを刺して、生地がくっついて
来なければOK
来なければOK
きれいな焼き色がつけばOK
焼き上がりのタイミングがよくわからない・・・
など、
色々な方法があると思います。
どれも間違っているわけではありません
どれも間違っているわけではありません
皆さんがお菓子を作る時は
必ずレシピを参考にしますよね?
必ずレシピを参考にしますよね?
しかし、ほとんどのレシピや本には
「○○℃で○○分焼く」
としか書いてありません。
「○○℃で○○分焼く」
としか書いてありません。
本当にその通り焼けば
同じものができるのでしょうか・・・
同じものができるのでしょうか・・・
レシピ通り作っても、
使う材料も違う、道具、環境も違います。
使う材料も違う、道具、環境も違います。
「温度・時間通りにやったのに・・・」
と思ったこと、私もあります。
と思ったこと、私もあります。
しかしこれは、参考数値であり、
絶対ではないんです
絶対ではないんです
ではプロはどうやって見極めるのか。
オーブンの温度を下げずに
素早く焼き上がりを確認するには、
大きく3つのポイントがあります。
① 焼き色を見る
② 軽くゆする
② 表面を触ってみる
① 焼き色を見る
これはオーブンから取り出す際に必ず
行います。
このように表面にしっかり
焼き色が付いていて
側面も色が入っていることを確認します。
(ちょっと網の跡がついていますが・・・)
色が薄い状態の場合は
もう少し長めにオーブンに入れて
様子を見てみましょう。
真っ白の場合はオーブンの温度が
低い可能性があります。
(オーブンによって差があるため)
少し温度を上げて焼いてみてください。
オーブンのクセをつかむと
調整のコツがわかってきます
② 軽くゆする
これはオーブンから出す前に
型を軽くゆすって確かめる方法です。
ここで表面の生地が
「プルプル」と動いたら、
まだ生焼けの証拠
焼き色が付いていていたのに
切ってみたら生だった・・・
何て経験ありませんか?
それはオーブンの温度が高く、
中に火が入る前に表面だけが
焼けてしまっている状態です!
オーブンの温度を少し下げて
時間をプラスして焼いてみて下さい。
オーブンの数だけオーブンの
クセは違います
クセを知る事でお菓子作り
がうんと上達します
③ 表面を触ってみる
プロは自分の目で見て、触って
確認し、判断します。
確認し、判断します。
まずは、しっかり焼けている状態
指で触ったところがスポンジのように
しっかり跳ね返ってきます。
押すと「シュワッ」と音がします。
しっかり跳ね返ってきます。
押すと「シュワッ」と音がします。
ただし、強く押すのではなく、
指先で「やさしく」が絶対です!
続いて、生焼けの状態
さっきとは違い、
指で押したところがそのまま沈み、
跡が残っています。
指で押したところがそのまま沈み、
跡が残っています。
表面が焼けているようでも
実はまだ中は生の状態です。
そして、沈んでしまったところは
そのまま浮き上がることはありません
触る時は要注意です
このくらいの状態だと、
竹串で刺してみても生地が
串にくっついてこない事もあります
竹串で刺してみても生地が
串にくっついてこない事もあります
それでも生焼けなのです!
プロは自分で触って確認し
時間の調整や、温度の調節を
していきます。
時間の調整や、温度の調節を
していきます。
家庭でのお菓子作りでも
できる見極め方法ですので、
皆さんも是非試してみて
ください!
できる見極め方法ですので、
皆さんも是非試してみて
ください!
また、今回はスポンジケーキで
やってみましたが、実はこの方法
やってみましたが、実はこの方法
ロール生地
パウンドケーキ
クッキー
パウンドケーキ
クッキー
なども、この方法で
焼き上がりを見極められます。
(ほとんど全部のお菓子だったりします・・・)
焼き上がりを見極められます。
(ほとんど全部のお菓子だったりします・・・)
レシピはお菓子作りをする上で
無くてはならないものですが、
とらわれすぎて失敗して
しまう事もあります!
無くてはならないものですが、
とらわれすぎて失敗して
しまう事もあります!
成功に繋がるポイントをこれから
少しずつ発信していきたいと
思っています
少しずつ発信していきたいと
思っています
お菓子作りのポイントをさらに詳しく
メールレッスンでお届けする準備をしています!
メールレッスンでお届けする準備をしています!
お菓子作りについての質問など、
こちらのフォームからも受け付けています!
こちらのフォームからも受け付けています!
ブログでもご紹介していきたいと
思っていますのでお気軽にお問合せ下さい!
思っていますのでお気軽にお問合せ下さい!
—–