元製菓学校講師に学ぶ
オンライン専門スイーツスクール
『Saki.+』 中嶋咲絵です
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みなさんこんにちは
今日は「メレンゲについて」です。
メレンゲはふわふわした食感のお菓子に
使われることが多いパーツですが、
その土台となる「泡」がしっかりできていないと
もちろんお菓子自体の失敗に繋がります
失敗の多くは「見極め」がわからず、
”分離状態になってしまう”こと。
↑このような状態では
いい生地になりません。
これは製菓学校の学生の失敗でも
山ほど見てきました。
そしてその多くは、
レシピによって改善できます。
プロは見極めがわかっているので、
レシピによって気を付けることが
わかっています。
しかし理論を知らない人は失敗しやすい。
見るべきポイントは砂糖の量です。
卵白に対して
砂糖が50%以下のレシピは失敗しやすい。
これは講師をしてきて感じたことです。
メレンゲは砂糖を入れることによって
気泡が安定する性質があります
なので砂糖の量が多いと、
キメの細かなしっかりした
メレンゲが出来ます。
砂糖を入れず泡立てるとこんな感じ
ボッソボソです…。
でも卵白に対して50%のレシピって
一般的にとても多いのも事実。
じゃぁどうすればいいのーーー!
ですよね 笑
レシピを変えるのも手ですが、
実は簡単に変えることができます。
お菓子のレシピには、
メレンゲ用の砂糖と、
卵黄などのベース生地に加える砂糖、
この2つに分かれていることが多いです。
簡単にいうとベースの砂糖を減らし、
メレンゲに多く配合する、です。
これは本当にざっくりな対処法です。
総量を増やしているわけではないので、
甘さ自体は変わりません。
経験上、
卵白に対して70%程度まで砂糖を
加えてあげると、
失敗率がかなり下がります!
ただ単純にメレンゲだけ見た場合なので、
もちろん作りたいお菓子やレシピに
よって変わってきます。
メルマガでは、
メレンゲについてより詳しく、
砂糖の加え方などについても
詳しくご紹介しています
ただ、
「レシピ通りに作る」から、
「砂糖の量を見て調整する」
ということができるようになると、
メレンゲの敷居がかなーり
低くなります!
もともと砂糖の量が少ないお菓子には
アレンジが難しい方法ですが、
こうやってカバーできる!
ということも覚えておくと、です。
過去にメレンゲのたて方について
動画を作ったので、
そちらも是非ご覧ください
メレンゲは砂糖によって
安定性が変わるということ。
作る前にレシピを見て、
是非試してみてくださいね
自己流のお菓子から
自信が持てるお菓子に変わる!
「プロのお菓子作り!」
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